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Tip25
CPUファンから異音が発生した時の対処(修理)方法

CPUファンの故障修理(対処方法)は、ノートPCとデスクトップでは全く異なります。  デスクトップPCの場合には、メーカー・自作を問わず単純にCPUに合うファンを購入して取り付けるだけで完了しますし、CPUに合う(マザーボードに合う)ファンは何種類もあります。

ところが、ノートPCの場合には”自作PC”という物は無いに等しいので、殆どがメーカー製という事になりますが、その場合、同メーカーでも機種によってサイズや形が様々ですし、同機種でも発売年や型番でも若干の違いがあります。 基本的に、ノートPCの交換ファンは一般には”出回っていない”と考えるべきです。

その様な理由から、基本的にノートPCのCPUファンが故障した場合には、「メーカーに修理に出す」 「諦めて新しいPCを購入する」以外 選択肢は無い様です。 だが、色々な理由で「メーカーに修理に出す」事が出来ない場合には ”自分で修理する” 以外に方法はありません。

以下、「CPUファンから異音が発生した場合、基本的には”ファンの交換”をしなければ直らない」 という事を前提にしての対処方法です。

念の為に先に断っておきますが、「ノートPCを何度も分解した事がある」 「メモリーやSSD・HDDやドライブの交換などは自分で行う」 「基本的にPCの様々な故障は自分で直す」 「基盤を見れば何の基盤か、大体の事は判る」 という様な方以外にはお勧め出来ません。

メーカーや機種によって全く違いますが、カバーを外すと以下の様なCPUファンが見えます。
(写真はオーダーメード VAIO-Z1シリーズの物)

CPUファンの表側
この機種の場合、ファン周囲の金属製のカバーが、CPUからの放熱経路に溶接された様になっているので、取り外す事が出来ません。 この金属製のカバーがネジ止め等になっていて取り外しが可能ならば、ファンの構造上 スッポリと抜き取る事ができるので綺麗に掃除した後でグリス等を塗り付け、ほぼ完璧な補修が可能なのですが、残念ながら不可能です。 (但し、ファンと一体型になった放熱部分ごと取り外す事は可能な様でしたが、カバー部分を外せない事には変わりありません)

CPUファン全体部 左図を見れば判るように、CPUからの放熱路がファン本体と一体型になっている為、市販されている「ノートPC用ファン」等とは一切交換できません。
本来ならば、綺麗に掃除をしてグリス等を塗り付けるのですが、上図で判る様に不可能ですので、ファン本体の裏側(駆動モーターが付いている方)の ”軸” 部分にスプレー式のオイルを噴き付けます。 (ベタベタする様なオイルでは後々困った事になりますので、サビ落としも出来る ”クレ・556” という潤滑オイルを使う事にしました)

CPUファンの駆動部側
  • 事に及ぶ前に必ずエアースプレーで綺麗にゴミを吹き飛ばし、汚れを拭き取ってから行います。
  • スプレーで吹き付ける際には、CPUや他の部品に掛からない様に細心の注意が必要です。
  • 一度に多量のオイルを吹きつけず、ファンを手で回しながら数回に分けて噴き付ける方がベターです。
  • その後、一度PC本体を簡単に組み立て、Windwosを起動して、本体の排熱口を下に向けて傾け、
    CPU側に 556が流れ込まない様にして様子を見ます。
  • これで音が静かになる事も多い様ですが、運悪く直らない場合には 「最終手段」 にうって出ます。

(上記の方法でもファンからの異音が静かにならない場合)

あくまでも最終手段です。 「PCが壊れてしまっても構わないので何とかしたい」そう割り切れる場合のみです。
上・写真(2)の様に完全にファン部を取り外すか、マザーボードとファン周囲のネジを全て外し、ファン部分を持ち上げて ”排熱口” に 556のノズルを押し付け大量に噴き付けます。(流し込む・と言った方が正確です)

どこかがオイルでショートしてしまう事を覚悟して、PCを組み立て本体を排熱口(放熱口)側に傾けたままWindowsを起動してファンを回します。 当然ですが、排熱口からオイルが滴り落ちます。 暫く回してからWindowsを終了させ、もう一度くらい 同じ事を繰り返します。 それから再び終了させ、周囲に飛び散ったオイルを綿棒等で綺麗に丁寧に拭き取れば終了です。

これでも静かにならない場合には、組み立てた後にWindowsを起動したまま(ファンを回したまま)PC本体を前後左右(回転も含む)に動かしてみて下さい。 (内臓ドライブが、私のPCの様にSSDなら何も問題はありませんが、通常のHDDではWindowsを起動したまま、本体を動かす事は非常に危険である事を承知して下さい) 以上です。 これ以上はする事がありません。  成功する可能性は多分、カバーが外せれば80%位で、外せない場合は、30%位だと思います。

実は私の愛器VAIO-Zは、ここまで実行してやっと静かになりました。 この文章を書いている今は『回っていないのではないか』と心配になり、2度も分解・確認した程 静かに回っています。

(補足)
CPUファンの修理は、これで2台目で、1台目の”前愛器”の時はファンのカバーが”ネジ止め”されているだけだったので、案外簡単に修理でき、現在も静かに動作していますが、あくまでもファンの経年劣化であり、”修理” は ”補修” に過ぎません。 新品と交換した訳ではないので、又 いつ発生するかは「未知」 です。

又、この様な作業を自分で行ったPCは、”直らなかった” からと言って、メーカーに有償修理に出しても、間違いなく ”断られる” と思います。 このページに書かれている事を実行する場合には、必ず自己責任で、覚悟を決めてから行うようにして下さい。
Tip26
ネットワーク接続・ファイル共有の詳細設定(パスワード保護共有)

Windows 7, Windows Vistaでは、ログインパスワードを設定しているにも関わらず、ホームネットワーク上の他の古いOS(XP等)等から「パスワード」を入力しなくても簡単に共有フォルダにアクセス出来てしまう事があります。
(他のWindows 7, Windows Vista PCからはアクセスできない場合でも)

これは、「パスワード保護共有」の設定が何らかの原因で「無効」になっている為です。
「パスワード保護共有」の設定は「コントロールパネル」の「ネットワークと共有センター」から開く事が出来ます。
コントロールパネル ⇒ ネットワークと共有センター ⇒ 共有の詳細設定の変更 (下図参照)

ネットワークと共有センター

「共有の詳細設定の変更」をクリックすると下図の様な二つのプロファイルが表示されます。
状況にあったプロファイルの、右側にあるドロップダウン矢印(?)をクリックして詳細設定を表示させます。

共有詳細設定のオプション

表示されたオプション項目の中の「パスワード保護共有」を確認します。 (下図参照)

パスワード保護共有の設定

上図で、「パスワード保護の共有を無効にする」にチェックが入っている場合には、例えマシンにパスワードを設定していても他のPCから簡単にアクセス出来てしまいますので、「パスワード保護の共有を有効にする」に切り替えて [変更の保存] をします。 これで、OSを問わず「ユーザー名」と「パスワード」を入力しない限り「ネットワーク接続」からはアクセスできなくなります。

逆に、上記・パスワード保護共有の有効・無効を設定しても、共有フォルダのプロパティで「詳細な共有」の「アクセス許可」で「読み取り専用」のみにチェックが入っている様な場合には、他のPCからファイルを ”D&Dやコピー” したり、”削除や書き換え” などは出来ません。

以下は簡単なフォルダの共有の設定画面です。(赤い矢印の部分をクリックして設定すればOKです) 共有アクセス許可設定画面

Everyoneが表示されていなかったり、実行してもアクセス出来なかったりする場合には、他の ”7 Tips” や ”Vista Tips” を参照して設定して下さい。

上図では、例として ”DVD Movie” というフォルダのプロパティから設定しましたが、前の(上の)階層フォルダで同様の設定が済んでいる場合には、下の階層で設定する必要はありません。 アクセス可能で共有されます。


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