Windows 7 Customize Tips

Tip06

Windows 7 x64 に32bit版AC-3 ACM Codecをインストールする。


64bit版のWindows7にコーデックをインストールする際には注意が必要です。 Windowsのx64用に作られ、インストーラー形式のものであれば特に問題はないのですが、infファイル形式で右クリックからインストールするタイプ(一般的)のものは、そのままインストールすると従来と同様に「System32」フォルダにインストールされてしまいますが、「System32」は64bit用のシステムフォルダなので「System32」ではなく「SysWOW64」フォルダにインストールしなければなりません。

この「SysWOW64」にインストールするには infファイルの内容を以下の様に書き換える必要があります。

取り合えずここから AC-3 ACM Codec1.4 (September 22, 2007)の”AC3ACM.zip”をダウンロードして解凍。
AC3ACM.inf ファイルを「メモ帳」で開き、下記のテキストエリア内を全てコピー・置き替え・上書き保存する。

   

ファイル名をAC3ACM_x6432.inf にリネームして、右クリックから「インストール」を実行する。
正しくインストールされているかシステムフォルダ内をチェックして下さい。

SysWOW64内をチェック



Tip07

Windows 7 x64 に32bit版 Lame MP3 をインストールする。


64bit版のWindows7に32bit版 Lame MP3インストールするには下記の様に infファイルを書き換えます。
Lame MP3.inf ファイルを「メモ帳」で開き、下記のテキストエリア内の様に書き換え・上書き保存する。

   

Windows 7 x64で定番動画編集ソフトの「VirtualDubMod」や「AviUtl」等を使う場合には、32bit版の Lame MP3 や AC-3 ACM Codec のインストールは必須です。 面倒ですが、他の必須コーデックも同様にしてインストールする事をお勧めします。

Lame ACM

Tip08

各種設定ウインドーやプログラムをコマンドで開く。 (Windows 7 以外でも有効)


「ファイル名を指定して実行」に下記コマンドを入力すると、各種設定ウインドーを直ぐに開けます。
コマンドを覚えていなければ出来ない事ですので、逆に面倒かも知れませんが、面白味のある事なので良く使用するコマンドと ”プラスアルファー” を載せてみました。

肝心の「ファイル名を指定して実行」は、Windowsキー + R で開きます。

フィル名を指定して実行ウインドー

設定画面とプログラム・他 コマンド
  レジストリーエディター   regedit
  システム構成   msconfig
  画面の解像度   desk.cpl
  管理ツール   control admintools
  デバイスマネージャー   hdwwiz.cpl
  ネットワーク接続   ncpa.cpl
  フォルダーオプション   control folders
  プログラムと機能   appwiz.cpl
  ユーザーアカウント   control userpasswords2
  デバイスとプリンター   control printers
  Windowsのバージョン   winver
  PC-Mania Club   http://pcmania.es.lannd.to/
  メモ帳   notepad
  コマンドプロンプト   cmd
  フォルダを開く   (例) d:\gallery
  ファイルを開く   (例) d:\gallery\img07.jpg
  DirectX 診断ツール   dxdiag
  リモート アシスタンス   msra
  追加予定・・・   
     

「ファイル名を指定して実行」はウインドーにも記されている様に、プログラムやフォルダ、ファイルやインターネットリソース等 このウインドーから何でも開く事ができます。

Tip09

万が一の事態に備え、システム修復ディスクを作成する。


コントロールパネル → 全てのコントロールパネル項目 → バックアップと復元 を開きます。
左側ペイン上部の「システム修復ディスクの作成」をクリック

システム修復ディスクの作成
ドライブにDVDをセットし、[ディスクの作成] をクリックすれば作成されます。

システム修復ディスクの作成B

Windows 7 (特にx64)は起動不能のシステムエラーが起こり易いので作成しておいた方が無難でしょう!

余談ですが、私の愛器は僅か5ヶ月の間に3回のシステムエラー(スタートアップエラー)を起こして、Windows起動不可能になりました。 何の問題もなく使用していて突然起こるこの不具合は、上記した「システムの修復ディスク」を使うまでもなく、BIOSからの「システムの修復オプション」で何とか修復出来ましたが、いつ修復不可能なエラーが起こるやも知れません?! そんな事になっても困らない様に「システム修復ディスク」は作成して置きましょう。

Tip10

個別にインストールしたXvid等のコーデック設定画面が開けない問題について


64ビットOSに完全対応したコーデックなら何も問題は起こらない(?)のですが、インストーラー形式の32ビット用コーデックをインストール先 ”C:\Program Files (x86)” を指定してインストールしても、ディレクトリーは指定場所に出来るのですが、肝心の Decoder や Encoder 等の Configuration ファイルがシステムにインストールされていない(又は、メニューから設定画面が表示できない)事があります。

これはコーデックの種類や作成元によっても異なる事ですが、リンク先を指定する事で表示できる様になります。 以下の説明は、全て正常にインストールされていてプログラムから利用できるのに、スタートメニュー等から Encoder や Decoder の設定画面を開こうとしてもエラーが出て開けない場合の対処方法です。

(例): メニュー内の ”Configure Encoder” を右クリックして「プロパティ」を開きます。

Encoderのプロパティー画面
上図の様に「リンク先」が ”C:\Windows\System32\・・・・・” になっていると思いますので、その部分を
”C:\Windows\SysWOW64\・・・・” に書き換えれば「設定画面」を表示出来る様になります。
Decoderの場合も同様にリンク先を変更すれば表示出来るようになります。

色々なEncoderやDecoderをインストールする際に、インストーラー形式でなかったり正常にインストール出来なかったりする場合には、”Tip6” ”Tip7” を参照してインストールして下さい。  尚、個別インストールではなく、最新のffdshow 等のコーデックパックをインストールすれば、何も問題は起こりません。



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